バセットハウンド ブリーダーのモトコランド

「先住犬との相性をみたいので連れて行ってもいいですか？」というご依頼をよくいただきます。

 

モトコランドは基本的に先住犬を連れて来ていただいてもよいところではありますが、「相性」を計るために連れてくるということは、応接ルームやドッグランで放すか、リードを付けたまま挨拶させることをイメージされておられるように思います。

 

このようにして相性を確認できません。

 

「他の犬に吠えたり威嚇するんです」

抱っこしていたり、リードを持っている状況で普段と違って怖がったり、強くなったりして近づくことさえできない子が時々います。

 

よそのテリトリー（モトコランド内）で「相性」を計ることができれば 非常に簡単な話ですが、

一般的にそれができない理由は「会わせる場所」と もう１つ理由があります。

 

それは先住犬と新たに迎える子が一緒に生活していないという根本的理由です。

 

やはりお互いに「一緒に生活している子」という認識がない中で、 どう接してよいか分からいままパッと会わせてもホントの相性は分からいものなんです。

 

数日かけて一緒に生活してお互いの姿を見て、飼い主の新たな子への接し方も見て、 徐々に「この子はうちの子なんだな」「ここの子になるんだな」と認識し始めて、 更に、飼い主が介入しながら2頭をフリーにして合わせてゆくのが最初は大切です。

 

こうして2頭目を迎え入れるということが徐々に完成しいてゆきます。

最初からうまくいく子たちもいますがそういうことばかりではありません。