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3月22日生まれのバセットハウンドとその母親「マリリン」

2016年6月13日

3月22日生まれのバセットハウンドの子犬(レモン&ホワイトの女の子)は元気にスクスクと育っております。

健康状態はきわめて良好で、目や皮膚にも異常はなく、食欲や便の状態は非情に安定しています。
太り過ぎてはおらずちょうどよい肉付きです。
 
写真の2頭のうちのレモン&ホワイトが子犬ですが、トライカラーのバセットハウンドが母犬です。
この母犬の名前は「マリリン」といいます。
モトコランドで生まれ育ったバセットハウンドです。
マリリンの母犬は「モンロー」、父犬は「コロンボ」です。
分かりやすい命名でしょ(笑)?!
マリリン・モンローの愛犬がバセットハウンドだったことと、『刑事コロンボ』に登場していた犬がバセットハウンドでしたね。
ご存知の方々も多かろうと思います。
 
さて、この写真の2頭は仲良くしていますがやはり子犬が母犬に甘えてばかりいます。
すでに乳離れしていますがこのときは写真撮影のために会わせてみました。
予想通り母乳の出ない乳房を子犬は吸おうとしました。
マリリンは怒りませんでしたが怒る母犬もいますし、怒って当然でもあります。
 
このレモン&ホワイトの子犬に限りませんが、子犬が生後2ヶ月半以上になっていますので通常は乳離れさせなければいけません。
いつまでたっても母犬と子犬を一緒に過ごさせることはできなくはないですが、それは自然の摂理から外れていますし、何より母犬の負担ですから人間のエゴで微笑ましいからといってずっと一緒に過ごさせるのはよくありません。
 
時折、愛犬雑誌などに「犬の社会性」などという記事をよく目にするようになりましたが、意味を考えながらよく読みこむととんでもないことが書かれています。
例えば「ブリーダーのもとで長く親兄弟と過ごさせることは犬同士の社会性が身に付いたり、子犬同士の遊びからいろいろなことを学びます。」と書かれていることがあります。とんでもありません!
 
子犬に犬同士の社会性を身に付けるためには、どれくらい親以外の成犬や兄弟以外の子犬と過ごさせるかが大事な鍵になります。
無闇に母親や兄弟ばかりで過ごさせるのは社会性を育むどころか閉鎖的な行為です。
モトコランドの「パピー合宿」の良さはこの点にあります。